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新刊『AI海戦ー人工知能は海戦の意思決定をどう変えるか？』のご案内

 本書は、2021年3月に米国海軍協会出版から刊行された『AI at War: How Big Data, Artificial Intelligence, and Machine Learning Are Changing Naval Warfare』を弊社の役員および研究員が翻訳したものです。本書は、米国海軍大学校、元提督、元国防副長官等の米国海軍関係者が、知能時代における未来の海上戦闘（海戦）のために人工知能（AI)、機械学習、人間ー機械チーム化、およびビッグデータの分析について、その特徴、限界、リスクを冷静に分析し、米国海軍の「知能化戦争」（海戦へのAI適用）を論じたものです。
　本書の序文の執筆者であるジェイムズ・G・スタブリディス元米国海軍提督は、「本書はAIを国防の意思決定に効果的に適用する基盤の構築に向けて独創性に富んだ第一歩である」と評価しています。まさに、本書は、軍事の指揮統制へのAI適用について具体的に分析・検討された世界で初めての成書です。しかし、現在の商用AI技術レベルでは、多領域作戦および作戦・戦略レベルの意思決定にAIの適用ができないため、軍用独自の研究開発投資が必要であることが提言されています。
　■　編者：サム・J・タングレディ、ジョージ・ガルドリシ
　■　監訳者：五味睦佳
　■　訳者：大野慶二、壁村正照、木村初夫、五島浩司、杉本正彦
　■　出版社：五月書房新社
　■　定価：6,600円（税込）
　■　発売日：2023年3月27日　
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